タブレットにパソコン、“子ども専用ICTツール”をいつから与えてるの? ~都会のママ友ルール 第14弾~
2020年の小学校プログラミング必修化に伴い、学校現場でも加速するICT教育。最近では、富士通からも「子ども専用パソコン」が発売され、安心セキュリティで勉強から英語、プログラミング、タイピングまでが意欲的に学べると話題に。
タブレットとパソコンのメリット・デメリット、与える時期、さらに、これからのICT教育についてどう考えているか…など、ICT意識の高いママ&パパたちの声を集めてみました!
目次
Q1お子さんには、いつから何のツールを与えましたか?
「5歳の誕生日にiPadを与えました。幼稚園から帰宅した長い午後の時間や、ちょっと静かに遊んでいてほしいときなどには、やはりあると便利なので」(7歳女の子のママ)
「年中の3月にiPadを与えました。プログラミング教室に仕事で取材に行く機会があり、年中、年長くらいの子がとても楽しそうに遊んでいたので。あとは、使えるアプリ(https://www.shinga-farm.com/parenting/education-apps/)を知り、やらせてあげたかったので」(5歳男の子のママ)
「お店に展示してある子ども用パソコンや大人のタブレットで勝手に遊べている様子を見ると、早すぎることはないんだなと感じます。むしろ興味があるならやらせてあげようかなと。今年のクリスマスプレゼントに、子どもパソコンにするか自分用タブレットにするか、絶賛悩み中です」(6歳女の子のママ)
「小学2年生~5年生までタブレッドを、5年生からは子ども用のパソコンを使用させています。基本は母親がリサーチし夫婦で話し合い決定しています」(10歳女の子のパパ)
Q2“自分専用”ツールで1日何分くらい、どんなことをしていますか?
「1週間に1回くらい、<シンクシンク>などの知育アプリのゲームで遊んでいます。あとは<DAZN>で野球をみたり、<Amazonプライム>でダウンロードした映画をみたり。<Youtube>はまだデビューさせていません。私が検索してみせることはありますが、トラップで変なのも多いと聞くので…」(5歳男の子のママ)
「1日に計1時間程度、ゲームや<Youtube>、お絵かきアプリなどで遊んでいます」(7歳女の子のママ)
「<オンライン英会話>をやっているときは、調べ物と一緒に1時間くらい使っています。オンライン英会話がないときは、<Youtube>(制限あり)と調べ物(言葉とか歴史上の人物とか)で15〜30分くらいです」(10歳女の子のパパ)
Q3 自分専用にしてよかったこと、不安なことはありますか?
「完全に子ども用にして、メールアドレスを作りました。そこにおじいちゃんおばあちゃんから、たまにひらがなでメールが届いていて、それを読んだりしています。親のを使わせていて大事な書類を消してしまったなどのトラブルも聞くので、分けてよかったです。
まだ目の前でしか使っていませんが、勝手にアプリなどダウンロードできないようになっていたり、(私に許可どりの通知がくる)セキュリティがしっかりしているので、今のところ不安はないです」(5歳男の子のママ)
「アプリや<Youtube>で英語の発音がわかったり、音楽が好きになったり、見たことがないものや、知らなかったことを知ると言う意味で、いろんなことに興味を持つことが増えたと思います。目が悪くなったり、そればかりになってしまわないかなどの不安はありますが、今後絶対必要なツールだと思うので、今のうちからルールを決めて、上手くつきあっていってほしいと思っています」(7歳女の子のママ)
「物を大事にするようになった。あとは、自主性が出てきたところがよかった点です。不安点は、姿勢が悪くなるとか、目が悪くなるといった身体的なこと。あとは、調べるのが簡単なので、いかなるものも、ちゃんと本質まで理解できているかも不安です」(10歳女の子のパパ)
Q4 タブレットとパソコン、それぞれのメリット&デメリットがあれば教えてください!
「タブレットでもキーボードは付けられるし、iPadは廉価版でも確かApple Pencilが使えるので、手で書いたりもできて便利。私自信、ちょうど1年前にパソコンを卒業してしまい、タブレットオンリーで仕事しているのですが、不便はないし、タブレットで十分だと思っています」(5歳男の子のママ)
「タブレットは低年齢でも扱えるが、やれることの制限がある。パソコンはタイピングを覚えたり、プログラミングなど高度なこともできるが、低年齢では扱えない」(7歳女の子のママ)
「タブレットでもパソコンでも、便利で面白いものだけでなく、使い方によっては怖いこともあるというICTリテラシーを一緒に教えながら使っていきたいなと思っています。ただ、それが自分にできるかは別の話ですが…」(6歳女の子ママ)
「特に明確なメリットとデメリットがあるとは思っていません。しかしながら、最近のPCはタッチパネルでの操作もできるので、総合的なスペックで見るとPCの方が良いと考えています」(10歳女の子のパパ)
Q5 親として、これからのICT教育に関して思うことはありますか?
「私立はすでに使いこなしていると聞いているので、これから導入のところが多い公立はどうなるのかな?と思っています。ICT化になり教科書もデジタルになれば効率よく勉強もできると思うけど、一方でなにかが疎かにならないのか、そこはまだ結果がでていないと思うので、不安ではあります」(5歳男の子のママ)
「なぜそれが生まれたのか、なぜ必要なのか、それを使うとどう便利なのか、気をつけるべきは何なのかなど、原点を学校が教えてくれれば、子どもは順応すると思います」(7歳女の子のママ)
「デジタルとアナログのいいところを教えてくれるような教育に期待したいです。ツールに頼りすぎず、どう使うかを自分で考えられたら素敵ですよね」(6歳女の子のママ)
「学校の環境や友達の影響も関係してくると思いますが、まずは家庭での環境や対応が大事だと考えています。そのため、親の方針、子どもへの情報提供を含め、親のリテラシーが重要だと考えます」(10歳女の子のパパ)
Q6 他に子ども向けでおすすめのデジタルツールがあれば教えて!
「<アマゾンアレクサ>を導入しました! 音楽やラジオなど、耳から情報が入ると、脳トレにいいかも?と思って使っています」(5歳男の子のママ)
「<google home>を半年前から使っていますがおすすめです!食事の際にTVを見せたくなかったので、これで今日の天気やニュース、ラジオや音楽をかけたり。あとは、“英語で〇〇ってなんて言うの?”などと質問すると、素晴らしい発音で答えてくれたり(笑)。オモチャ感覚でAI体験をしておくのはこれからの時代に役に立つかなと…」(6歳女の子のママ)
いかがでしたか? ママやパパのICT教育に対する考えがとても興味深かったです。興味を持ったときがはじめどき! これからの子どもたちにとって欠かせないICT教材、あなたはどう使う予定ですか?
▼知らないと危険!?都会のママ友ルール
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第13回「5歳くらいが一番危ない!子どもの迷子対策、してますか? 」
SHINGA FARM(シンガファーム)編集部が執筆、株式会社 伸芽会による完全監修記事です。 SHINGA FARMを運営する伸芽会は、創立半世紀を超える幼児教育のパイオニア。詰め込みやマニュアルが通用しない幼児教育の世界で、毎年名門小学校へ多数の合格者を送り出しています。このSHINGA FARMでは育児や教育にお悩みのご家庭を応援するべく、子育てから受験まで様々なお役立ち情報を発信しています。
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