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先輩キャンパーに聞く、家族キャンプの魅力とは?~都会のママ友ルール第19弾~

先輩キャンパーに聞く、家族キャンプの魅力とは?~都会のママ友ルール第19弾~

家族で協力して頑張る達成感や自然の中で子どもが思い切り遊べると人気のキャンプ。でも初めてだとちょっとハードルが高く感じますよね。そこで今回は、先輩キャンパーのみなさんに、キャンプの魅力やオススメグッズなどをお聞きしました。ぜひ参考にしてみてください!

【アンケートにご協力いただいた皆さん】
Yさん(6歳、3歳、1歳の3姉妹のママ。キャンプ歴は3年。通算キャンプ回数は8回。港区在住)

Pさん(10歳、3歳の姉妹のママ。キャンプ歴は33年。通算キャンプ回数は20~30回という大ベテラン!中央区在住)

Sさん(5歳男の子、3歳女の子、犬1匹のママ。キャンプ歴は10年。通算キャンプ回数は20回。川崎市在住)

Tさん(6歳女の子のママ。キャンプ歴は3年。通算キャンプ回数は6回ほど。江東区在住)

家族キャンプデビューは子どもが3歳くらいからがベスト!

「キャンプデビューは長女が3才のとき。きっかけは夫の友人であるベテランキャンパー家族に誘われて。キャンプ=子連れ家族というイメージがあったので、夫婦ともに結婚前はキャンプ未経験でしたが、家族でハマりました」(Yさん)

「私が小さい頃は家族と、結婚前は夫とフェスイベントに行っていた根っからのキャンプ好き。家族キャンプは長女が 2 歳、次女が 9 ヵ月のときです」(Pさん)

「未就学児がキャンプデビューにおすすめと先輩ママに言われて、4歳の頃デビューしました。確かに、おむつも外れ、お手伝いもしてくれる3~4歳くらいからがデビューしやすいかもしれません」(Tさん)

家族の絆が増し、虫嫌いや好き嫌いの克服も⁉ 家族キャンプの魅力とは?

「犬も一緒に旅行に行けるのはキャンプならでは。1日家族で遊べるし、子どもが虫や花に詳しくなります。また、自炊して外で食べると、子どもの好き嫌いが克服できる気がします。何と言っても家族の会話が増える!」(Sさん)

虫嫌いだった娘たちも、“今日は虫さんのおうちに遊びに来てるんだよ”と話すとだいぶ慣れました。やや不自由な生活をさせるのも子どもには社会勉強になるし、大人もスマホやPCからも解放するいい機会です。また、他の家族と食事をすることでライバル意識が出てくるのか、お箸を使ったり、嫌いな食材にもトライしたりという成長も見られました」(Yさん)

テントの設営や火起こしなどを家族で力を合わせる一体感がいい。さらに、何かとパパが力を発揮する場面が多いので、父親を尊敬してくれたらと(笑)。何より朝から晩までずっと一緒なので、家族の距離が縮まる気がします。また、子どもたちが寝てから焚火を囲んでの大人タイム(お酒を飲んだりおしゃべりしたり)がママには最高の贅沢です!」(Tさん)

「これさえあればOK」というキャンプグッズ、さらに選ぶポイントを教えて!

「テントに人数分の寝袋と椅子、ランプさえあればOK。テントを買う際は、室内の広さより、入り口前に屋根のあるタイプがおすすめ(見た目が可愛いティピ型は、雨が降ると出入りするたび室内に雨が入り込むので)。料理器具は、鍋とトングとキッチンばさみがあれば、たいがい大丈夫だと思います」(Pさん)

「意外と後回しにしがちなのが、床に敷くマット。これがあるのとないとでは寝心地が雲泥の差です。エアベッドも手軽で子どものトランポリン替わりの遊び場にもなっておすすめです」(Tさん)

夏場でも朝晩は冷えるので、寝袋は安物でなくしっかりしたものを。家族が多いなら、ドッキングできるタイプの寝袋もおすすめです。チェアはゆったり座れるドリンクホルダー付きが便利。あとは水場が遠い場所もあるので、ウォーターコンテナを用意するとラクです」(Yさん)

これがあるとツウっぽい、便利グッズが知りたい!

「カトラリーを乾かすネット、ベンチやコット(一時物置きとしても使える)、S字フックは使えます。あとは、夜は想像以上に暗いので、トイレの帰りなどで夜迷子にならないようにテントに光る目印もあると便利」(Sさん)

「照明はいろいろなタイプがあるとよい(テント内、食事スペース、手持ち用と何かと必要)。特に、オイルランタンは灯りが素敵です」(Pさん)

「スノーピークの<たねほおずき>という、シリコン製のミニランタンは、まるでろうそくの炎が風でゆらぐようないい雰囲気。フォルムもかわいく持ち運びやすいので、普段使いや災害時にも活躍しそう」(Yさん)

キャンプのときのわが家の定番料理をチェック!

「手軽なのに見た目が豪華になるパエリア、アクアパッツァは、わが家の定番です」(Sさん)

「豚のスペアリブ(前日から漬け込んでおくと、やわらかさも◎)、きゅうりの一本漬け(子どものおやつや大人のつまみにも)。あとはネットで調べたチャレンジしたい料理を毎回1品作るのも楽しみの一つ(前回は炭火で焼くアボカドサーモンを作りました)」(Yさん)

「市販の焼き鳥(生)を冷凍して持っていくと、焼くだけで楽。あとは、いろんな種類のレトルトカレーをもっていって、ナンだけ子どもたちと作ってカレーパーティにしたのもお手軽でよかったです。究極、外で食べればカップラーメンだって美味しい!」(Tさん)

「ペスカトーレ(冷凍シーフードとトマト缶で十分美味しい)、あとは焼くだけの干物やお餅。さらに、現地の道の駅などで買った果物なども使います。クリスマスなどは丸どりチキンを焼いたことも!」(Pさん)

家族キャンプ成功のコツは無理をしないこと!

「キッズフレンドリーなキャンプ場へ子どものお友達ファミリーと一緒に行くと楽しさは倍増します。あとは毎食自炊しないこと!(到着してすぐは設営などで疲れるので外食などで済ませて、調理は夜に頑張るのがおすすめ)」(Sさん)

ゆるく役割分担をして、はりきらないこと。キャンプ場選びは大人の都合より、子どもがたくさん遊べそうなキャンプ場を選ぶといいです」(Pさん)

パパをハマらせることが大切(グッズが増えすぎて困る場合も…笑)。あとは子どもの遊び道具も重要。夜光るサイリウムに水鉄砲やシャボン玉など100均で調達していくのがおすすめ。ミニテーブルや子どもテントを用意すると、さらに子どものテンションもアップします」(Yさん)

「デビューは達人と行くのがおすすめ。ビギナーには水回りがきれいで温泉が近くにあるとよい。さらに、電源付きのサイトだとスマホも充電できるので、テントの立て方など困ったときは動画で確認することもできて安心。人気のキャンプ場はおしゃれなキャンパーも多いので、テントや備品をチェックしながら歩くだけでも参考になります」(Tさん)

今まで行った中でおすすめのキャンプ場はどこ?

軽井沢スウィートグラス

「芝生のきれいなキャンプ場に、自然の中に作られたアトラクションもあり、親子で楽しめます。おしゃれなコッペパン屋さんもお気に入り」(Sさん)

柿山田オートキャンプガーデン、ワイルドキッズ岬オートキャンプ場

「どちらも千葉なので都内からでもそこまで遠くないのが◎。柿山田は川遊びに多目的広場、ワイルドキッズは釣りに子ども広場と、子どもたちが自由に延々と遊んでくれたのでよかったです」(Pさん)

GO OUTや朝霧などのフェスイベント

「音楽だけでなく、業者さんが入って林業体験したり、大きなしゃぼん玉を作ったり、気球にのったり、普段できないことができるのでイベントキャンプもおすすめです」(Pさん)

大房岬自然公園

「サイトまで荷物はリアカーで運ばなくてはいけないのですが、それはそれでよい経験に。海が望めたり、一張620円という激安さが魅力的。ただ、新しさやキレイさを求めるならおすすめできません(笑)」(Yさん)

ウェルキャンプ西丹沢

「川の水がすごくキレイで透明度抜群。浅瀬なので夏は子どもたちが入って水遊びできるようです。お天気にも恵まれたので新緑が鮮やかで、とても気持ち良かったです」(Yさん)

REWILD RIVER SIDE GLAMPING HILL

「とにかく施設がキレイ。手ぶらで行けるグランピングもあります。施設内に温泉があるのも◎。夜は宿泊者みんなでキャンプファイヤーのイベントもあり、子どもたちは大はしゃぎでした」(Tさん)

いかがでしたか。コツは頑張りすぎないこと。レンタルが充実しているキャンプ場も多いので、はじめから一式購入せずにお試しキャンプをまずはトライしてみては?

▼知らないと危険!?都会のママ友ルール
第1回「知らないと危険!?新米ママが知っておきたい“都会のママ友ルール”」
第2回「【知っておきたい都会のママ友ルール】楽しくも憂鬱な(?)ホームパーティ編」
第3回「二度とやりたくないVSやってよかった!謝恩会を成功させる秘策とは?」
第4回「今どき小学校PTA役員の攻略法を伝授します!」
第5回「働きながらの育児、ぶっちゃけここが大変!」
第6回「あなたの周りの超過保護ママ!」
第7回「保育園VS幼稚園ママに聞いた、夏休みに心配なことランキング」
第8回「今どき「アクティブじじばば」活用術!」
第9回「夏前に売り切れも!年々加速する今どきラン活事情」
第10回「今どきママが知っておきたい“小1の壁”と対策法!」
第11回「男の子ママは覚悟して! カブトムシにバッタ、家で虫を飼う際に知っておきたいこと!」
第12回「【幼稚園児の習い事】どうしてる? 始めどき・選び方・親が注意すべきこと」
第13回「5歳くらいが一番危ない!子どもの迷子対策、してますか? 」
第14回「タブレットにパソコン、“子ども専用ICTツール”をいつから与えてるの? 」
第15回「Google Home、Amazon Echo、ルンバ…これは革命です!買って損なし!AI家電のススメ 」
第16回「先輩ママに聞く!母と子の身近な「小1プロブレム」エピソード 」
第17回「今どきママの母の日ギフト、何あげる?何もらう?」
第18回「通学、PTA、お弁当…私立・国立小1年生ママの「5つの壁」とは?」

著者プロフィール

ライター・エディター。出版社にて女性誌の編集を経て、現在はフリーランスで女性誌やライフスタイル誌、ママ向けのweb媒体などで執筆やディレクションを手がけている。1児の母。2015年に保育士資格取得。

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