夏休みが勝負!親と子の受験準備必修講座【前編】名門小学校・幼稚園の願書の書き方
秋の受験を目指している親御さんにとって、夏休みをどう過ごすかはとっても重要です!
そこで、先日行われた幼児教育のプロ、伸芽会の先生たちによる「受験準備必修講座」をレポートします。
前編は、飯田先生による「名門小学校・幼稚園の願書の書き方」編。もう願書を書き始めた方や、まだどんな内容を書くのかも分からないという方、さらに来年受験を目指すママやパパも必見です!
1960年福井県生まれ。早稲田大学政治経済学部在学中に伸芽会の創立者・大堀秀夫と出会い、入社。子どもの目線に寄り添い子どものやる気を引き出す人気教師として男の子の指導に定評があり、これまで3,000人以上の教え子を難関校へと導く。著書に『9歳までの男の子の育て方』(世界文化社)。本サイトのYoutubeチャンネルであるSHINGA FARMちゃんねるへレギュラー出演中の他、AERA with Kisds+、朝日新聞 DIGITALなど多くのメディアにも取り上げられるなど、幼児教育業界の第一人者として活躍中。
目次
夏の間にまとめておきたいこと
願書を作成する上で欠かせない4つの基本テーマがあります。時間をかけて夏の間にご夫婦でよく話し合い、まとめておきましょう。
1. 夫婦の子育て観
お子さんが生まれてから今までの子育てを振り返ってください。日々のことに忙殺され、なかなかじっくり考える機会はないもの。この機会に夫婦でじっくり話し合ってみましょう。
2. 子どもの成長アピール
こんなことを頑張っているなど、より具体的に(習い事、お手伝い、家での役割分担など)。まずは、思いつく限り書き出してみましょう。
3. 将来のイメージ
現時点の偏差値などは気にせずに、強気な夢を大きく語ってください。伝統校であればあるほど、学校はそういった強い想いのある親を求めています。謙遜しすぎはあまりよくありませんね。
4. 学校側に期待すること
なぜ共学(別学)か、宗教色は? など学校の建学の精神や歴史、システムもしっかり把握して、何を子どもに学んでほしいかに結びつけること。その際、家庭と学校の教育観にずれはないかも大事です。小学校から大学までなら16年間、よくも悪くもその学校のカラーに染まるということですから。
子どもの長所と短所の書き方の注意点!
子どもの長所と短所に悩まれる親御さんが毎年とても多いです。本当に困っていることを短所として書いても、解決策がないと学校側に「お手上げ」と思われてしまいますし、自慢話ばかりを長所に書いても親ばかになってしまいます(笑)。
たとえば、「引っ込み思案」な子でも、「何事にも慎重でよく考える子」と言えば、短所が長所になりますよね。つまり、子どもをどうアピールするかは言い方次第です。
また第三者に言われたエピソードを盛り込むのも手。「うちの子はすごい」ではなく、「親としてはまだまだだと思っていますが、園の先生にほめられて嬉しく思った」など、謙遜しつつもさり気なく子どものよさをアピールするのが好印象です。
何事も早め早めの行動を!
願書はとにかく、じっくり時間をかけて100点を狙いたいもの。そのためには、何事にも早めの行動を心がけましょう!
実際にセミナーに参加された親御さんは皆さん熱心にメモをとられていました。
感想としては、
「何から手をつけるか分からなかったので、とてもためになりました」
「子どもとの思い出作りを含めてしっかり夏の間に準備しようと思った」
「書き損じが心配なので願書を余分にもらうというアドバイスが参考になった」
「早く願書を書いてみたくなった!」
など。皆さん前向きで頼もしい声がきかれました。
後編では、「直前期の合格を引き寄せる家庭教育」について、佐藤先生からお話を伺います!
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