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ママたちが本当に知りたい、リアル合格体験記~慶應幼稚舎編~【前編】受験準備のこと

ママたちが本当に知りたい、リアル合格体験記~慶應幼稚舎編~【前編】受験準備のこと

年中さんなどは来年の受験に向けていよいよ本腰を入れる頃。そこでSHINGA FARMでは、ママたちが本当に知りたい合格後の学校のコトや受験のホンネに迫るリアルな合格体験記をお伝えします。

第一回はみんなの憧れ、慶應幼稚舎編。2名のママさんに、慶應幼稚舎の実情や、気になる噂も直撃してきました!

<今回お話を伺った方はこちらの2名!>

Aさん:長男、長女ともに慶應幼稚舎に合格させた経験のある国立校出身のママさん。慶應の魅力を一言で言うと「心を育てる学校」。

Bさん:第二子妊娠中に長女を慶應幼稚舎に合格させたワーキングマザー。お父様、ご自身も慶應幼稚舎出身という生粋の慶應一家。

慶應幼稚舎を選んだ本当の理由とは?

幼稚舎(小学校)から入学すれば中学(普通部、中等部、SFC)、高校(SFCは中高一貫)、大学とエスカレーター式で進学できるのが慶應幼稚舎をはじめとする一貫校の強み。なかでも慶應幼稚舎を選んだ理由とは?

Bさん
「うちは父も私も慶應幼稚舎出身だったので自然な流れで受験をしました。とはいえ、働きながらの準備で時間もなく、周りからの見えないプレッシャーは正直ありました。

他の学校を知らないと言えばそうですが、わが子にも私と同じ母校に通って欲しいという願いで受験を決意しました。」

Aさん
「私の家は国立出身者が多く、私も国立の学校で育ちましたので特定の学校に絞るつもりはありませんでしたが、親として『わが子にどんな環境を与えてやりたいか』を考えて選びました。

慶應は、幼稚舎から入った子たちの絆が本当に素晴らしいんです。上位何パーセントしか進学できないということはなく、一定の基準をクリアすれば基本的には皆進学できます。

なので親たちも家族のようなおつきあいになっていきます。それを“村意識が強い”とか“ぬるま湯”と言われることもありますが、私は一生モノの友達が財産になると思えたので、子どもたち2人に受験させました。」

慶應に向いている子、向いていない子とは?

Bさん
「まず女の子の場合は、慶應のような共学向きか女子校向きかによると思います。女子校はどちらかというとおしとやかでマナーを重視するお嬢様タイプ。共学は男の子と遊ぶのが平気な活発な子が多いと言われています。

が、通っていた実体験上、もちろん全員が活発なわけではなく、落ち着いたおとなしめな性格の子もいましたよ。」

ペーパーテストがない慶應幼稚舎、何を準備すればいいの?

小学校受験では、身長分と言われるほど大量のペーパーテスト対策が必要なとことが多い中、慶應幼稚舎の場合はペーパーテストなし。ではその分何を準備したらいいのでしょうか?

Bさん
「わが家は幼児教室のSと慶應幼稚舎専門の個人塾の掛け持ちをしていました。ペーパーがない分何をしていたかというと、「個性や創造性を伸ばす」こと。親がすべきことは子どもがどんなことが好きでそれを深められる伸びしろをどう引き出すかなんです。

たとえば、恐竜が好きなら恐竜図鑑や博物館へ行って知識を深める、キラキラが好きな子なら宝石図鑑で大人顔負けの知識を入れるなど。そういった好きを見つけて個性に、ということは入学後の自分への自信にもつながっていると思います。」

Aさん
「長男は幼児教室のS、長女はJとそれぞれ別のお教室で対策をしました。やはり兄妹でも性別や性格、月齢などで全然課題が違うんですよね。

2回目となる長女のときは、周りの幼稚舎のママ友などから『〇〇ちゃんならここの教室が合っていると思うよ』とアドバイスをもらったりしたことも。信頼できる友人や先生方に出会えたのが合格の最大のカギだったと思います。ぜひ子どもが行きたいと思える教室や子どもの魅力を引き出してくれる信頼できる先生を選んでみてください!」

受験期で一番苦労したことは?

Bさん
「ズバリ時間の確保ですね。専業ママと違って日中仕事をしている分、一緒にいられる時間が少ないので焦りが大きかったです。仕事も子育ても30%しかできない自分に日々イライラしていました

年長の夏からは、お教室の先生から『少し仕事をセーブしたら』とアドバイスいただき、受験が終わる秋まではお仕事を減らして子どもと向き合う時間に。職場や家族の理解あってのことですので感謝しています。

第二子が産まれて間もなかったので、上の子が集中しているときは少しの間Youtubeを見せて大人しくしてもらったり…。振り返る余裕などまるでなくひたすら走り続けた受験期でしたね。」

後半ではK組、E組、I組、O組など入学後のエピソードについてお話を伺います!

 

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著者プロフィール

ライター・エディター。出版社にて女性誌の編集を経て、現在はフリーランスで女性誌やライフスタイル誌、ママ向けのweb媒体などで執筆やディレクションを手がけている。1児の母。2015年に保育士資格取得。

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