通学、PTA、お弁当…私立・国立小1年生ママの「5つの壁」とは? ~都会のママ友ルール第18弾~
送迎はいつまで? いつから一人で行き帰りさせる? 今回は、公立とは違った小1の壁がある私立・国立小学校について。学校行事や保護者の集まり、お弁当の学校のコツ…など、
春から新1年生ママとなった方中心のリアルボイスでお届けします!
目次
その1 意外と盲点!な入学式までの預け先
特に働くママにとって注意しなければいけないのが、3月31日まで保育園に通っていた子が、行き先をさまよう4月1日から入学式までの間の日々。公立小学生なら民間や公立学童に申し込むことが多いですが、私立・国立小学生はどうすればいいのでしょうか。
「入学式までの1週間は、祖父母の家にプチ旅行させました」(6歳・私立小女の子ママ)
「住んでいる地域の公立の学童に通っていました」(6歳・私立小男の子ママ)
「児童館は小学生になると母同伴利用が必須でなくなり送り迎えだけでOKなところもあるので利用していました」(6歳・国立小男の子ママ)
昔に比べれば、伝統のある女子校でも働くママが少しずつ増えてきている様子。地域の小学校や児童館に併設された学童を利用している子も少なくありません。地域のお友達を作るきっかけになることもあるようです。
その2 送迎はいつまでするの? 段階的な送迎スケジュールとは?
続いては、学校側から指定されている私立や国立小学校の送迎期間について。段階的に1人で通えるようにするとはいえ、最初から1人通いは心配ですよね…。実際の送迎期間はどうしているのでしょうか。
「初めの1週間は、行きも帰りも送迎場所・時間が決まっていて、待っている場所も学校側から指定されていました。次の週からは送迎場所は教室までから正門というように、段階的に1人登校に向けたスケジュールでした。4月中は母と一緒に登下校でした。」(6歳・国立小男の子ママ)
「初日は11時、翌々日は11時半、お弁当食べて帰るなど段階的に2週間ほど学校側から下校時刻とお迎え場所が指定されていました。学童も登録しているので、早い下校の際は午前中送り迎えして午後学童に行っている間に仕事をしていました。」(6歳・私立小男の子ママ)
送迎時間までの間が短い時は、ママ同士の親睦をはかるべく、どの学校も朝カフェを楽しんでいることが多い様子。私学はママも横のつながりが大事になってくるので、4月中は同じクラスのお母様たちと仲良くなる大事な時期。行き帰りの方面が同じ人と仲良くなるチャンスでもあります。
その3 携帯電話は所持させる? GPSで十分?
携帯電話所持を認めていない学校も多いですが、申請すれば所持を認める学校もあります。
申請して持たせるべきか、私学ママの多くが持たせているGPSでも十分なのでしょうか。
「校長先生が変わってから携帯所持が厳しくなり一律所持NGになりました」(6歳・私立小女の子ママ)
「GPS BoTはオンオフボタンもないシンプルなGPSのみの端末なので私学ママの間では有名。携帯電話の位置情報よりも分単位で確認でき、使いやすいため携帯を所持しなくても役立っています」(7歳・私立小女の子ママ)
「携帯所持については、申請制。でもGPS BoTの存在を知ったので携帯所持の申請をしないことにしました。下校時は、学校に設置している電話で帰るコールができるので今の所不便はありません」(6歳・私立小男の子ママ)
携帯電話所持については、学校と家庭の方針が大きく影響しますが、GPSについては持たせていることが多いよう。利用者数の多いターミナル駅で乗り換えをする女の子ママは、安全面からもしばらく付き添っていることもあるようです。
その4 保育園ママの最大の壁、毎日のお弁当作りのコツは?
お昼の給食はもちろん、電話1本で夕食まで可能という生活に慣れている保育園ママにとって、私立小のお弁当作りは最大の壁と言えます。毎日のコツや頼りになる救世主的存在のアイテムを先輩ママに聞いてみました。暑さや傷みが気になるこれからの時期を乗り越えるコツはあるのでしょうか。
「どうしても間に合わない時は、買ったものをお弁当に詰める!時間がない時は、パスタお弁当っていうのもアリにしています」(8歳・私立小女の子ママ)
「マイセンのカツサンドは常に冷凍庫に入れてあります。いざというときの救世主。自然解凍でお昼には食べられるようになっているので便利です」(8歳・私立小男の子ママ)
「夏は暑いのが気になるから、一口ゼリーを凍らせておいて保冷剤代わり兼デザートにしています」(12歳・私立小女の子ママ)
給食が当たり前だった保育園ママからするとハードルが高いですが、救世主的アイテムやたまには買ってきたものに頼ったりするのもアリと思えば心の余裕ができます。
その5 壁どころか絆に!? クラス通信やママ友とのつながり
学校への愛校心があり協力的な保護者が多いため、家族ぐるみで仲良くなることが多い私学・国立ママ。送迎やPTAなどでママが学校に行く機会も多いので、子どもたちもママの顔を覚えてくれるのは公立小との一番の違いかもしれません。
「学校の様子がわかるように、担任の先生がクラス通信を毎日発行してくれるのは、とても安心!」(6歳・私立小女の子のママ)
「4月は帰りも早いので、下校を待つ間のクラスのママ同士の親睦会(お茶)へ。ドキドキして参加しましたが、実際は各家庭の考えや学校に対する思いを聞けて、これからの学校生活がますます楽しみになりました!」(6歳・私立小男の子のママ)
「電車での通学が心配でしたが、ママ同士の交流で最寄り駅が一緒の子がいることがわかり、お互い交代で送迎するなど協力しあっています。特に男子はしっかり者の女子がいると心強いので、帰りもその子と帰ってくることが安心材料になりました」(6歳・私立小男の子のママ)
壁どころか、学校の様子がわかりママも子どもも顔がわかるのは安心ですね。望んで入学した方ばかりなので、学校のために協力しようとする熱意が絆となり、安心につながるのかもしれません。
ひとり行動が可能になる小学1年生。今まで手をつないでどこに行くにも一緒だった6歳の子どもが、ひとりで電車に乗り登下校するのは不安がないとは言い切れません。ですが、私学・国立ならではの横のつながりで子どももママも助けられているなと感じるものです。以上、入学間もない私立・国立小ママたちからのリアルな声でした! 来年に向けて受験準備をされている皆さんも、少し頭の片隅に置いておいてくといいかもしれませんね。
▼知らないと危険!?都会のママ友ルール
第1回「知らないと危険!?新米ママが知っておきたい“都会のママ友ルール”」
第2回「【知っておきたい都会のママ友ルール】楽しくも憂鬱な(?)ホームパーティ編」
第3回「二度とやりたくないVSやってよかった!謝恩会を成功させる秘策とは?」
第4回「今どき小学校PTA役員の攻略法を伝授します!」
第5回「働きながらの育児、ぶっちゃけここが大変!」
第6回「あなたの周りの超過保護ママ!」
第7回「保育園VS幼稚園ママに聞いた、夏休みに心配なことランキング」
第8回「今どき「アクティブじじばば」活用術!」
第9回「夏前に売り切れも!年々加速する今どきラン活事情」
第10回「今どきママが知っておきたい“小1の壁”と対策法!」
第11回「男の子ママは覚悟して! カブトムシにバッタ、家で虫を飼う際に知っておきたいこと!」
第12回「【幼稚園児の習い事】どうしてる? 始めどき・選び方・親が注意すべきこと」
第13回「5歳くらいが一番危ない!子どもの迷子対策、してますか? 」
第14回「タブレットにパソコン、“子ども専用ICTツール”をいつから与えてるの? 」
第15回「Google Home、Amazon Echo、ルンバ…これは革命です!買って損なし!AI家電のススメ 」
第16回「先輩ママに聞く!母と子の身近な「小1プロブレム」エピソード 」
第17回「今どきママの母の日ギフト、何あげる?何もらう?」
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