平成アナログママに「令和を生きるために知っておきたいこと!」
アナログママに役立つ情報をお届けする新企画。第一回はスマホ活用術です。初級・中級・上級編と分けて、スマホでできること、知っておくと役立つアプリなどを紹介していきます!
目次
スマホがLINEとSNSだけではもったいない!
読者の多くのみなさんは、スマホをお持ちかと思います。ITなしでは便利に生きられなくなってきたことは感じているはず。とはいえ、スマホは手放せないけど、LINEなどの会話系アプリとインスタなどのSNSだけの機能で満足していませんか!?
今回はすでにある手元のスマホを使いもっと自分の生活を便利にしよう!という企画です。
スマホといっても大きくわけてapple社が提供しているiPhoneと、google社が提供しているAndroid OSが搭載されたいわゆるAndroid端末がありますが、今回はiPhoneのアプリを中心にご紹介します。
初級:Siriと仲良くなろう!
アプリを立ち上げなくても話しかけるだけで、答えてくれる機能。CMなどで見たことがあるかもしれません。
「天気は?」と聞けば、朝の忙しい時でも天気をチェックできます。洗濯機をかけて洗い上がりが30分後だったら、「30分後にアラームかけて!」と言えば、洗濯物を干すの忘れた!ということも減りそう。
ラジオや街中でかかっている曲が気になれば「この曲何?」と聞けば検索してくれます。アプリが散らばっていて見つからない時は、「Instagram開いて!」と言えば開いてくれます。
初期設定のアプリを活用しよう!
意外と使いこなせていないのが初期設定のアプリ。「ヘルスケア」はいざという時に役立つ自分のメディカル情報を入力できるもの。血液型やアレルギー情報、緊急連絡先、持病についてなどを書き込めます。
実は、iPhoneの電源ボタンを5回連続で押すとこのヘルスケアアプリに登録しているメディカル情報がパスワードなしで見ることができるので、いざという時に救急関係者に自分の状況を知らせることのできる安心アプリなのです。
「Sleep Cycle」は睡眠のログをとってくれて、ノンレム睡眠のサイクルをみて適切な時にアラームをかけてくれるアプリ。自分の睡眠の質がわかるだけでなく、深い睡眠の時に起きることが内容に調整してくれるので朝スッキリ起きることができます。
「iPhoneを探す」は、万が一iPhoneをどこかに忘れたり無くしたりした時に遠隔でロックできる上、ロック画面に言葉を表示できるアプリ。またiPhoneの電池がある限り位置情報もアプリ上でチェックできるのでどこにあるかが一目瞭然です。
シンガポールに家族旅行した際、私の夫がタクシーの中にiPhoneを忘れたのですが、私の携帯からログインしてiPhoneを探すアプリで探し出し、手元に戻ってきた時はこの「iPhoneを探す」アプリに助けられました!
スマホに入れておくと役立つママへのおすすめアプリ4選!
「EPARKお薬手帳」
病院から処方箋をもらったらすぐにアプリから処方箋登録します。そうすれば、薬局で薬を受け取る時に時短になります。また、お薬手帳を忘れるということもありません。
「Moneytree」
家計簿をつけている人は少ないかもしれませんが、クレジットカードの引き落としが一覧で見ることができたり、口座残高も一覧で見れるので、自分の収支状況が一覧で見たい人はおすすめ。高額出金や高額引き落としがある場合はアラートもしてくれるので便利です。
「TVer」
テレビは、リビングのソファーでみる時代はもう古い!? スマホでテレビドラマやバラエティーが見ることができる時代です。一部のテレビ番組になりますが、出先で仕事の休憩時間や移動時間にテレビ番組が1週間遡れていつでも楽しめるアプリです。
「radiko」
ラジオも今では1週間さかのぼれていつでも聞ける時代。さらには日本全国のラジオを聴くことも可能!ちょっと聴き逃しちゃっても、戻る機能があるのもアプリの特徴です。
中級:スマホでスケジュール管理してみよう!
Siriを使いこなしてきたら、お次はアプリを使って、クラウドにスケジュールを登録してみましょう。自分の予定だけでなく家族のアクセス権を許可すれば夫婦間のスケジュール把握も便利になります。
「Googleカレンダー」
Gmailを主に使っている人にとっては、とっても便利に使えるアプリです。PCからでもスマホからでもスケジュールが登録でき、どのデバイスからでもログインさえすれば確認できます。
我が家はこちらで、夫婦間のスケジュールを把握しています。もし夫婦間でもオープンにしたくない用事があれば、自分だけに表示することもできるので便利。
「Trello」(トレロ)
中長期的なスケジュールがある場合は、このアプリを使ってリスト化することで、可視化できるアプリです。子どものコンクールや宿題、自分のスキルアップのための課題スケジュールを見やすくすることができます。
プリント類はスキャンしてクラウドに保存
紙でもらうことの多い、子どもの学校の書類などはすべてスキャン&クラウド保存がおすすめです。保存した書類は、家にいなくても出先でチェックすることが可能になるので使わない手はない!のです。
PCを使うママなら、ScanSnapなどの家庭スキャナーで読み取るのが便利。スマホ一本ママなら、「Office Lens」というアプリを使って書類をカメラで撮って読み取るのがおすすめです。
ちなみに、Dropbox、Evernoteとは、クラウドデータ保存サービスのことです。PDF、Word、写真、excelなど様々なデータを保存することができます。
フォルダを作って保存できるので、子どもの学校書類、病院の診察券、契約書類、家族旅行関連書類など用途ごとにフォルダを作って保存しておけば検索が楽々。もちろんファイル毎にも名前をつけられるので便利です。
最初に登録するのが重い腰をあげることになると思いますが、一度便利さを知ってしまえば、あらゆる書類などをクラウド保存する楽しさが出てくると思います。わが家ではまとまった時間にスキャンし、本もほとんどを電子書籍化しました。
さらに知っておくと便利なのが「ネットワークプリント」。コンビニエンスストアのプリンターを手軽に使うためのアプリで、家にプリンターがない人にとっては便利です。
文書をアプリに登録し、コンビニに行き印刷するだけ。クラウド保存した資料も、その場で必要になった時にすぐコンビニでプリントアウトできます。
上級:AI家電とスマホを連動してみよう!
上級編はスマホとAI家電の連動です。ここでは実際に私が使っているAI家電を3つご紹介します。
「Qrio Lock」
ドアの内側に自動で開閉する機械を取り付けることで、アプリでドアの開け閉めができる機能、遠隔でも操作できるので出先で家の鍵が閉まっているか確認できます(https://qrio.me/smartlock/)。
またハンズフリー機能があるので、ドアに近づくだけで玄関のドアが開きます。ゴソゴソとバッグの中から鍵を探す手間は必要なし!アプリから施錠/解錠することも可能です。
鍵をもたなくていいので、小1の息子も使っています(専用のキーホルダーをランドセルを使用)。一度使ったら手放せません。
「ルンバ」
ルンバはiPhoneと連動することで利便性が向上します!外出先から掃除することも可能なうえ、履歴をiPhoneでみることもできます。毎朝9時に起動するといった、定期的なスケジュールを設定することも可能です。
「Google Home、Alexa」
今日の天気やニュース、予定やなぞなぞなど、話しかけたら叶えてくれることが多い優秀家電。Alexaはamazonが提供しているので言葉で買い物することもできます。
ルーティン登録もできるので、「おはよう」と話しかけたら、ニュースや天気、通勤経路の交通情報を提供してくれるなど自分好みの情報にカスタマイズできるのも優秀です。これで予定を忘れることなく1日をスタートできます。
予定はあらかじめgoogleカレンダーに記載する必要がありますが、ここまで到達できた人はカレンダー入力も苦になっていないはずです。
「Apple Watch」とスマホを連動する
家電ではありませんが、基本的にiPhoneとApple watchは併用して使うのが便利です。たとえば、自分の平常時の心拍数や呼吸、エクササイズ状況が確認できます。
iPhoneに電話がかかってきても気がつかないというときも、Apple watchをつけていれば振動で電話がかかってきていることを確認できます。LINEもメールも手首の画面で確認できるのも便利です。
電子マネーを使ってみよう!
よく耳にする、「○○ペイ」、何を使えばお得なの!?と感じている方もいるかもしれません。どんどんキャッシュレス化が進んでいるなか、さまざまな支払い方法が提供されています。
電子マネーとは、クレジットカードや口座情報を登録し支払いされるシステム。現金を持っていなくてもお財布を出さなくても登録さえしておけばスマホをかざすだけで支払いが完了します。細かい小銭の支払やおつりのやりとりもないので、レジでもスムーズに支払できて便利です。
まずは王道の「paypay」(https://paypay.ne.jp/)をダウンロードしてみましょう。友達同士で割り勘するときも現金でなく「paypay」上でお金の受け渡しもできますよ。
いかがでしたか。操作に慣れるまでは少し戸惑うかもしれませんが、使ってみるとどれも手放せなくなること間違いなし。こんな便利な生活があなたの目の前のスマホで叶うんです!
スマホに任せられることは任せて、子どもとの時間や自分のための時間を増やしたり、ママたちが今より少しでも快適でストレスフリーな生活になってもらえたら嬉しいです。