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ママが変わると日本が変わる!花まる学習会の高濱先生も絶賛するHUCの取り組みについて

ママが変わると日本が変わる!花まる学習会の高濱先生も絶賛するHUCの取り組みについて

NewsPicksの「Weekly OCHIAI」(https://newspicks.com/user/2250/)から生まれた「母親アップデートコミュニティ」(略してHUC)。花まる学習会の高濱先生らも絶賛するその取り組みや考えを、子育て中のSHINGA FARMママにも知っていただきたく、HUCコミュニティマネージャーの鈴木なつみさんにお話しを伺いました。
https://huc.amebaownd.com/

キラキラママもバリキャリママも“誰も否定しない”がルール

__鈴木さんが「母親アップデートコミュニティ(HUC)」を立ち上げた経緯を教えてください

NewsPicksのWeekly OCHIAIの番組観覧がきっかけで、HUCを立ち上げることになりました。本業はIT企業で週5日マーケティングの仕事をする正社員なのですが、その傍ら、「母親アップデートコミュニティ」(HUC)のコミュニティマネージャーをやらせていただいたいます。

__HUCの中でこだわっていることはありますか?

私は5歳の子どもがいるのですが、出産後になんとなく「自分を捨てて人生を歩んでいる」という気がしていたんです。さらに「母親なんだから〇〇しちゃいけない」という罪悪感にもさいなまれるようになって。HUCを立ち上げて、こういった自己否定や自己犠牲の感情を、多くのママたちが感じていることが分かりました。そこで、私たちのコミュニティでは“誰も否定しないこと”を約束にしたんです。いわゆるVERY系のキラキラしたママも、日経Womanのようなバリキャリママも、どちらでもないママもみんな無条件に受け入れようと。お互いを認め合うことで、さまざまな悩みに共感できるようになるんです。

わたしはわたしのままでいい!

__実際にどんな活動をしているんですか?

現在メンバーは全国で180名。皆母親であることが共通点ですが、それ以外は住んでいる場所も仕事の有無もさまざまです。勘違いされがちなのですが、決して全員がバリキャリ系のママではありません(笑)。

私を含む今のママたちは、「女性が子どもの面倒をみるもの」という自分で勝手に作った枠にとらわれすぎています。ですから、そういった「こうしなきゃダメ」という母親の課題を捨てて、「自分の中の枠をこえよう!」「母親をもっとおもしろくしよう」というのがHUCのコンセプトです。

誰も否定せず、それぞれの色を認め合いつつ、毎日0.2%ずつアップデートしていけたら、365日で200%、2倍に成長できるんです。1人のアクションだと小さくても100人集まれば大きなパワーになると感じています。

HUC生みの親は、花まる学習会の高濱先生!

__社会的に影響力のある方たちも、HUCの活動に賛同されていますよね。

実は、Weekly OCHIAIの番組にも参加されていた、花まる学習会の高濱正伸先生が、「母親アップデートコミュニティ」(HUC)の生みの親なんです。仕事柄、多くのお母さんたちに接してきた高濱先生は、母親は「つながり」と「広い視野」をもつことの重要性を訴えられていました。「共感してくれるつながり」の大切さは、私たちも大事にしたいと考えたので“誰も否定しない”をルールにしたとお伝えしたところ、高濱先生からは「神ルールだね、すごくいい!」と絶賛してくださいました。

VERY系のキラキラママも日経Woman系のバリキャリママも、どちらも否定するのではなく、さらに高い段階で統一していくコミュニティがHUCだねと言っていただき、嬉しかったです。

自分と向き合い人と対話できるのがコミュニティのいいところ

__コミュニティでの1年を通じて得た学びとはどんなものですか?

メンバーであるママたちの熱量は想像以上のものでした。ママになるとどうしても〇〇ちゃんママ、□□さんの奥さんという立場で話すことが増えてしまうと思うのですが、そうではなくて、自分を主語にして「私はこう思う」と話せる場が重要なんだと。共通事項の多いママ友もいいのですが、母親同士が、ひとりだと言えない違和感や不安を吐き出したり、さまざまな問題について議論できる場所が、ママには必要不可欠なんだなと改めて感じましたね。

__具体的にどんな活動をしているのですか?

大きなイベントとしては、昨年お台場で開催した「子連れ100人フェス」やNewsPicksCCOの佐々木紀彦さんや高濱先生もゲストにお招きして1周年イベントを開催しました。

普段は、教育、シェアサービス、不登校や発達障害などテーマを設けてオンラインの勉強会を頻繁に開催しています。先日もちょうど「全国の小中高校♯一斉休校について」議論したばかりです。自分と向き合い人と対話できるのがコミュニティのいいところですね。

視野も広がるし、「メンバー間の悩みを自分事に考えられるようになった」という声も多く聞きます。本当に、ママが100人いれば100通りの考えがあるんです!

インプットだけではなくアウトプットの場も忘れずに!

__鈴木さんは日ごろどんなアップデートをしていますか?

私は、学ぶことが好きなのでNewsPicks(https://newspicks.com/)のさまざまなイベントや、渋谷を拠点に活動する朝活コミュニティ「朝渋」の著者と語る読書会(https://asa-shibu.tokyo/)に参加したりと、インプットする機会は元々多い方だったのですが、HUCを立ち上げてブログを毎日書き始めたら、すごく気づきがあって。その時感じたことや悩みを書き留めておくことは、後に自分で自分の成長を感じるのにすごく役立つんです。さらに、共感してくれる人や新たな出会いなど、予期せぬ広がりもとても刺激的です。もちろんSNSでもいいし、日記でもいいと思います。情報をインプットするだけでなく、ぜひ何か自分を振り返るアウトプットの場を設けてみてください!

コロナの不安感は、情報を取りすぎないことも大切!

__ママを取り巻くコロナの不安感、どう対処していますか?

私自身、メディアの新型コロナウィルスに関する情報を浴びすぎて不安でいっぱいになり、学びに集中できなくなったこともありました。そんなとき、HUCのメンバーが教えてくれたのですが、ニュース番組やSNSを見る時間を決めて、情報を取りすぎないようにしたり、信頼できる人の情報を信じるようにすることも大切だと。

また、オンライン上でもいいので、友人と不安や悩み、愚痴を吐き出せる場所を作ったり、映画や音楽を聴いて気分転換するなど、自分の特性や心の状態を理解しながら心の栄養を与えるようにしたいと思っています。

ママたちひとりひとりが、これからの時代を変えていく!

__アップデートしたいけれど1歩の踏み出し方が分からないというママへ、アドバイスをお願いします。

最初から大きな1歩を踏み出そうとしないこと。先ほどもお伝えしましたが、毎日0.2%のアップデートでいいんです。たとえば、「いつもと違う道を歩いて帰ってみる」、「10分早く起きてみる」など。その結果感じたことをぜひメモしてください。コツコツ続ければ、きっと1年後には大きな変化が得られるはずです。実際、この1年でHUCメンバーは1,800件も小さなアップデートをしていたんです。

ママたちの意識が変われば、私たちの子どもが将来親になったときにもっといい日本になれる、そう信じています!

いかがでしたか。HUCでは、5/3~10を「母親アップデートWEEK」として、さまざまなオンラインイベントを開催予定(https://huc-week2020.peatix.com/)。ぜひ一度、「母親アップデートコミュニティ(HUC)」をチェックしてみてください(https://huc.amebaownd.com/)。読んでいるだけで、意識が少しずつアップデートされるはずです!

著者プロフィール

ライター・エディター。出版社にて女性誌の編集を経て、現在はフリーランスで女性誌やライフスタイル誌、ママ向けのweb媒体などで執筆やディレクションを手がけている。1児の母。2015年に保育士資格取得。

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