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あなたの設定は大丈夫? SNSから子どもを守る6のポイント!

あなたの設定は大丈夫? SNSから子どもを守る6のポイント!

FacebookにLINE、TwitterにInstagram。これらの4大SNS、あなたはしっかり使いこなせていますか? 知らないと怖いSNSの落とし穴から知っておくと便利な情報収集の仕方まで、今どきママたちが知っておくべきSNSの活用法をご紹介します!

今回は、自身も複数のSNSで発信を行い、Facebook関連のお仕事をされているSNSの達人Mさんにお話をお聞きしました。

限られた人にしかSNSを見せない設定にしたい!

「やってみたいけれど、なんだか怖くて…」と尻込みしているあなたに知ってほしいのが、SNSは投稿を見せたい人を「友達だけ」「友達の友達だけ」など設定できるということ。しかもこちらから相手を承認しなければ基本的には内容を見られることはありません。

また意外と知られていないのが、Facebookの場合は投稿する情報ごとに公開する人を選べる機能があること。プライバシー設定機能から「親しい友人」「仕事」「ママ友」など自分でカテゴライズしてその都度選べるんです(相手には見えません)。

さらに、TwitterやInstagramなど複数のSNSをしている際に気をつけたいのが、SNSの連携。

Facebookは仕事用、Instagramはプライベートと分けているはずなのに、なぜか公開していないはずの自分のアカウントが気づかれていたというのは、SNS連携の設定がONになっている可能性が高いです。一度見直してみましょう!

子どもの写真はモザイクをかければ安全なの?

限られた友人にだけ見せたい子どもの成長や、家族の旅行の思い出をSNSに投稿する人も多いでしょう。そんな際に気になるのが子どもの顔写真。家族間で「未就学児までは公開OK」「絶対にNG」などルールを決めておきましょう。

そこで気をつけたいのが子どものお友達の写真。スタンプやモザイクをかけて投稿してしまうこともあるかと思いますが、これらは知識がある人なら外せる場合もありますし、わが子を加工されてイヤな気持ちになる人もいるかもしれません。

後々トラブルにならないためにも、写真の投稿許可を一言もらうか、自分の子どもだけになるよう切り取り加工しておくのが無難です。ネット上に投稿した時点で“絶対はない”と用心しておきましょう。

タグづけやGPS機能で常に居所バレバレ状態は危険!

FacebookやInstagramなどでよく見かけるタグ付け機能。誰と一緒にいたかを写真と一緒に投稿したり文中で使用しますが、これも無許可で行うとトラブルの元に。

「私に内緒であのママ友たちと会ってたのね!」「仕事って言ってたのに飲み会だったなんて!(パパ)」などなど…。

さらに、便利なGPSやON Time機能も、投稿とともに居場所が表示されるので、リアルタイムで投稿しすぎると「今旅行中なのでどうぞ泥棒に入ってください!」と公開しているようなもの。

海外など長期旅行の際はリアルタイムの投稿を控えるか、限られた人にのみの公開にし、少し経ってから投稿すると安心です。

夫婦間の設定でプライバシーが洩れている場合も!

ママはプライバシーを守りたい派でも、旦那さんが仕事柄、情報発信型という場合も要注意。たとえば「AさんとBさんは夫婦」という設定をFacebookでしておくと、旦那さん経由で、子どもと自分の写真や自分のプライバシーが公開されてしまう場合もあります。

特に子どものことや見せたくないプライベートな情報は投稿しないでもらうなど、夫婦間できちんと共有しておきましょう。「ママ友経由のFacebookで旦那さんの仕事やプライベートを覗き見している」なんてこともよくある話なので、気をつけて!

情報発信する際に意識しておくべきこと

SNSは怖いことばかりではありません。趣味の料理や作品をInstagramで発信していたら、雑誌やTVから取材依頼が来たり本を出版することになった!など使い方次第では新しい道が切り開けることも。

その際はどのSNSでどこまでの情報を公開するか、という線引きをしっかりしておくことが大切です

気をつけたい点としては、写真や情報の無断転載は法的に罰せられることもあるので出典元を明記すること。写真はなるべく自分で撮影したものかフリーの素材を使用するのが無難です。

さらに、覚えておくと便利なのが、情報拡散の早さや収集の手軽さはTwitterがNo.1ということ。本名登録でないので手軽にはじめられ、子育てや料理、趣味などこの人のつぶやきは面白い!という人をフォローしておくだけでも、簡単に情報収集ができますよ。

上手く使えば最強の危機管理ツールになる!

東日本大震災の際、電話回線がパンクしていても、LINEやFacebookなどで安否を確認できたということで注目されたSNS。上手く使えば立派な危機管理ツールになるんです。

たとえば、「この事故や遅延は何?」と思ったらTwitterで#検索したり、「今の地震、大丈夫だった?」という安否確認も、家族間でグループLINEにしておけば一目瞭然です。いざというときのために、遠方の両親や親戚ともLINEが出来るようにしておくのもいいでしょう。

特にSNSに抵抗が強いシニア世代には、友達自動追加をOFFにして限られた人としかLINEできない状態にしておくのが安心です。

いかがでしたか? 最近では「小学生同士がLINE検索で知らない人と簡単につながれる危険性」も叫ばれていますが、ママが知らない、分からないではこれらの危険を見逃してしまうことも…。

最低限の知識を得てこれからの子育てに切っても切り離せないSNSを上手に活用していきたいですね。

著者プロフィール

SHINGA FARM(シンガファーム)編集部が執筆、株式会社 伸芽会による完全監修記事です。 SHINGA FARMを運営する伸芽会は、創立半世紀を超える幼児教育のパイオニア。詰め込みやマニュアルが通用しない幼児教育の世界で、毎年名門小学校へ多数の合格者を送り出しています。このSHINGA FARMでは育児や教育にお悩みのご家庭を応援するべく、子育てから受験まで様々なお役立ち情報を発信しています。
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