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有名人パパに聞く「理想のパパとは?」第二回 FUJIWARA藤本家と原西家の場合~子どもとの関わり編~

有名人パパに聞く「理想のパパとは?」第二回 FUJIWARA藤本家と原西家の場合~子どもとの関わり編~

人気お笑い芸人パパによる子育て生活&子育て論をうかがうシリーズ、品川庄司の庄司智春さんに続きFUJIWARAのおふたりが登場です。ともに娘さんが2人、意外なくらいの(!?)教育熱心なパパぶりをご紹介します。

FUJIWARA
1989年結成の藤本敏史・原西孝幸によるお笑いコンビ。藤本氏はタレント・木下優樹菜氏との間に年中&1歳半の女の子、原西氏は小6&小1の女の子がいる。

 

それぞれ家でのパパの役割りとは?

_ともに娘さん2人。お家ではパパとしてどんな立ち位置なんでしょうか?

藤(藤原以下略):「上の娘は年中で、とにかくおてんば。叱るのはママなので、そのあとのケアですね。僕だと結局叱れなくて、『やったらダメよ~、早くやってよ~、磨いて歯~』とかどうしても口調が柔らかくなっちゃうんです。

何回言っても言うこと聞かないと僕自身もイライラすることはあるんですが、そういうときは別の部屋行って『ぐあッ!!』って言って(笑)また何食わぬ顔で戻ってきますね」

原(原西以下略):「うちは上がもう小6で下が小1で、家族全員友達に近い感じなんです。嫁と子どもが興味を持っているものに僕が飛び込んでいくパターンが多いので、何でも一緒にやります。嫁は美術の大学を出ているので、よく美術館に行くんですが、僕もついていってモネとかダリとか観たりして」

_ご自身のネタにされていたプリキュアも娘さんがファンだったことからですよね

原:「そうですね、プリキュアだとか韓国系のアイドルも、娘の趣味が僕の趣味になっていく感じなんです。娘とは、嫁に接するのと同じ感じでよく話します。

学校で揉め事があったときも、ある程度人間関係を普段から把握していないとわからないじゃないですか。こう言ってきたあの子にはこういう友達がおって、誰が家が近いとか基本的な人間関係がわかっていれば、何かあったとき的確に伝えやすいので。

アドバイスはしないですが、相談されたら僕の意見は言います。子どもの行動範囲や学校や友達に関する情報を知っておくっていうのは大事かなと思っているんです

小学校受験、考えてます(藤本)&乗り越えました(原西)!

_原西さんは小学校受験経験者、藤本さんはご検討中と聞きました

藤:「学校のこと、結構考えています。今は年中の娘も2歳前の娘も一緒に英語のスクールに通わせているんです。これから英語が必須科目になるし、英語は喋れるようになっておいたほうが可能性が広がるのかなと。

小学校受験を視野に入れた塾には入れているんですが、始めるの遅かったかなって思っているんですよね。受験を終えた芸人からも、めちゃめちゃ大変って聞くので…」

_受験に対しては藤本さんも積極的に調べているんですね

FUJIWARAインタビュー_03

藤:「子どもの学校関連のことは今はほとんど僕がやっていて嫁がノータッチなくらい。パパが動いたほうがいいって聞いたんですよ。ママとパパの教育観が一致しているのも大事って聞いたのもありますし。

校風が合わなくて転校させたなども実際聞くので、学校によって本当にいろいろなんだなと思って、親としてちゃんと調べないとなと。うちの娘は落ち着きがないというのか、大阪弁でいういちびり、おてんばなので、型にはめるような教育よりものびのびさせてくれるようなところがいいなと思っています」

原:「うちは2人とも同じ小学校に受験して入れました。お金をかけて勉強をさせるというより、学校の考え方に共感しまして。教育方針がユニークで、クラスで大きな動物を飼ったりしているんです。

慣れないことなので面接対策も大変でしたね。『うちの嫁が』とか言わんといてねって嫁に指導されながら言葉遣いも覚えて…。学校を変えるとイチからいろいろ対策もやらなければいけないので、上の子で学校のよさは知っていたので下の子もそのまま入れました。同じ学校に通えたのはよかったです」

休みの日の過ごし方は、まるで彼氏!?

_共にお忙しいと思いますが、休みの日はお子さんと何をしていますか?

藤:「休みのときはいろんなところに連れ出しますね。遊園地、室内型遊戯施設、箱根、ディズニーランド、広い公園などいろいろです。休みがまちまちなので、休みには必ずどこかに行きますね。

好きなようにさせて見守るのが基本スタンスですけど、箱根で船乗ったら喜びそうかなとか常にプラン考えて、まるで彼氏(笑)。いろいろ行くけど、本当は娘と公園を歩いているだけで、満足というか幸せ感じます。デートですね

原:「うちは上がもうだいぶ大きいので、観たい映画があっても『パパ一緒に行こ』が『友達と行くわ』になってきてはいるけど、まだ嫌われてはいないです(笑)。それこそ彼女みたいに、『ドラマ一緒に観るんだから先に観んといてよ』とか言われますし。

下の子とは、おままごとやお店屋さんごっこをするときに、予想外の返しをしてあげると喜びますよ。『メニューこちらです』って言われたら『これ以外にメニューないんですか?』とか『手持ちないんですけどお金は次でいいですか』とか。こっちもおもしろいし、向こうも楽しがります。あとは娘の趣味のものを一緒に観たりしますね」

今年娘と一緒にしたいあれこれ

_今年、娘さんたちと一緒にしたいことはありますか?

藤:「上の娘との2人旅ですね。一緒に大阪の泊まりの仕事に連れて行ったとき、意外な面が知れたりいろいろと発見がありまして。舞台袖で僕の仕事ぶりを真剣に観て、ちゃんと挨拶したり先輩に敬語使ったり。

ママが恋しくなって泣いたりもしたんですが、しっかりせなあかんっていう気持ちが子どもなりにあったのか『さっきは泣いてごめんね』って言ってきて。帰ってから『パパまた二人でどっか行こうね』って言われて感動しました。仕事のついでじゃなくて、1泊旅行行けたらいいですね」

原:「上の娘の今のブームは、TWICEっていう韓国のアイドルグループなんです。昔からKARAのコンサートとか一緒に行っていたんですが、今年はTWICEのコンサート行こうねと約束してます」

いかがでしたか? パパとしてのキャラクターもそれぞれなおふたり、パパ生活を楽しんでいるのが伝わってきました! 後編では、夫婦のコミュニケーションについてもうかがいます。

▼後編はこちら
有名人パパに聞く「理想のパパとは?」第二回 FUJIWARA藤本家と原西家の場合~夫婦の関わり編~

写真/藤記美帆

▼有名人パパに聞く「理想のパパとは?」
第一回「喜怒哀楽、全力でぶつかるのが庄司流!~庄司智春さん「叱る」編~」

著者プロフィール

ママ向けファッション&ライフスタイル誌などを中心に活動中の30代半ばのライター。3才の男児の母。

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