東大卒ママが実践している【未就学児ママのストレス解消法】
コロナ渦で子どもと向き合う時間が増えたり、仕事・家事・育児と毎日忙しく自分の時間がもてなかったり、ママのストレス解消は大事なことなのについついなおざりにされていませんか?東大卒ママの会のメンバーも現役のママとして同じ悩みを抱えています。
今回はストレス解消法の紹介や実践するためのコツ、そしてストレスの原因とその根本的な対処の仕方などを共有したいと思います。
目次
3歳児のママに潜むストレス
ママのストレスは仕事・家事・育児というマルチタスクのなかで、自分のやらなければいけないこと、限られた時間内でできること、プラスアルファで家族のためにできることを日々気遣いながら脳も身体もフル回転させて生活していることで、少しずつ積み上がっていきます。
特に3歳くらいになるとストレスを感じるママが多いようです。理由を考えてみました。
その1 自我が強くなる
3歳くらいになると、子どもの自我も強くなり、自分でやりたいことが増え、意思が出てくるので、緻密に計画したはずだった一日のスケジュールがあっという間に壊されることもしばしば。私の娘も自我が強く、3歳になったころようやくトイトレが終わったと思ったら、パンツ履くのイヤ!と言い張り、着替えの度に大げんかをしていました。
その2 お友達とのトラブルが増えてくる
お友達と積極的に遊び出す時期ですが、かかわり方もまだ練習中のため、公園や保育園、幼稚園でお友達とのトラブルに遭遇する機会も増えてきます。謝る方も謝られる方も気疲れします。
その3 ママ友との付き合いが活発化
さらに、子どもの社会の広がりに伴ってママの交友関係も「ママ友」という新しい関係性に変化してきます。いい面もありますが、人付き合いのストレスも感じるはずです。
育児に慣れてきた時だからこそ、子どもが何かできた感動よりも子どもがやってくれなかったことやできないことに目が向きがちになり、ストレスを感じてしまうことが多いのが3歳児のママなのでは?と私自身も今実感しています。
東大卒ママのストレス解消法とは?
みなさんはどのようなストレス解消法をお持ちですか? 東大卒ママの会のメンバーは、ワーママや専業ママ、育休中など多様なライフスタイルを送っていますがどんなストレス解消法を実践しているのかアンケートをとってみました。
【東大卒ママのストレス解消法ランキング】
1位 友人と会う・買い物
2位 映画・ドラマ鑑賞
3位 運動・旅行
(複数回答可)
東大卒ママの会のメンバーは友人と会って日頃の悩みなどを共有したり、自分のものを買ったりすることでストレス解消をしています。ママ業や仕事のことを一旦忘れ、何かに没頭できる時間も上位にランクインしています。
映画やドラマ鑑賞、読書や旅行などで自分の生活とは離れたストーリーに浸ったり、運動をしたり温泉に入ることにより何も考えなくていい時間を作るのは脳にとっても良い休息になるようで、ストレス解消法として理にかなっているそうです。
ストレス解消するための時間の確保の仕方
ママが「ストレスを解消したい!」と思ったときに一番の障害になるのは「時間の確保」だと思います。ながらストレス発散で子どもと楽しむ工夫や、誰かに子どもを見てもらってしっかり一人の時間を作りたいときの簡単なテクニックを紹介します。
【子どもと一緒に楽しむ場合】
子どもと共通の趣味や一緒に楽しめるものを積極的に探すことをオススメします。「好きな歌を一緒にお風呂で歌う」、「一緒になってアニメを観たり本を読んだりする」だけでも明るい気持ちになって親子関係もよくなるはずです。「公園などで一緒に体を動かす」、「ランニングには自転車などでついてきてもらう」のも手軽にストレス解消できる方法です。
【一人で楽しむ場合】
まずは、一人の時間がとても少なく、それ自体が辛いことをパパや周りの人に伝えてみましょう。意外とその悩みが認知されていないケースが多いです。そして、ママが笑顔でいるためにも、一人の時間が必要であることを理解してもらう。それだけでも大きな一歩です。
実際に時間を確保するときにはできるだけ早めに面倒を見てもらう大人と予定の調整を。もしパパや祖父母の予定が合わなければ、シッターさんにお願いすることも候補に入れても良いかもしれません。
一人時間確保のカギは、家族みんなが楽しめること!
子どもを家族に預ける当日は、ママだけでなく家族みんなにとって楽しい時間にする工夫をしてみましょう!そうすることでまた次回も周りの大人(パパ・祖父母や親せき)に協力してもらいやすくなります。例えばいつもは行けないちょっと特別な場所に連れて行ってもらえると子どもたちも喜ぶはず。
ポイント1 いつものルールを緩めてみる
思い切って家庭内のルールを緩めるのも一手です。わが家ではパパと過ごすときはお菓子・テレビを無制限にしてます。いつもは厳しく切り上げさせている分、子どもたちも「やったー!」とパパとの時間を楽しみにしている様子です。また、少しお願いしにくいなと思う時は、事前準備で有意義な時間を送れるように工夫してあげると子どもも大人も楽しい時間を過ごせるはずです。
ポイント2 早寝早起きする!
東大卒ママの会のメンバーには、自分時間を確保するために早起きをしているという意見もありました。寝かしつけまでにどうしても体力を使い切って一緒に寝落ちしてしまう、という方には自分時間を朝にずらす方法もいいかもしれません。
ポイント3 一人時間に集中する
ストレス解消のための時間を効果的にするには、預けた子どものことを気にしたり、なんとなくその時間を過ごすのではなく、「日ごろの疲れを取るためにこの時間があるんだ」ということを意識すること。一人で過ごす貴重な時間なので、日常のことを忘れ、その瞬間の楽しさに集中して思い切り楽しみましょう。
日ごろからストレスをため込まない3つのコツ
ストレス解消法や自分時間の持ち方などを紹介しましたが、日ごろからストレスをため込まないようにするのがママにとっては一番効果的ではないでしょうか。3つのコツをご紹介します。
その1 家事分担を話し合う
分担できる家事や育児はないか、家事も完璧にしようとせずに妥協できる点はないか、家族で話し合っておくとよいと思います。話し合う際には予め具体的な提案を用意しておくとスムーズにいきますよ。
「毎日、朝ご飯の前までに洗濯機を回してほしい」「土曜日の朝の買い出しは任せたい」と話すと、パパや他の家族も自分の負荷が増える時間をイメージしやすいので、「なんとなく大変そうだから無理」ではなく、「朝ご飯の前は難しいから、前日の夜、寝る前にタイマーをセットしてもいいかな?」「土曜日はゆっくり寝たいから、日曜日でもいいかな?」と前向きに話し合いが進みやすいです。
自分でやろうと思えばできてしまうことも、パパや周りにお願いしてどんどんやってもらいましょう。
その2 家事を休む日を作る
家計と相談しながら、予算を決めて外のサービスに頼るのもよいでしょう。ご飯は外食やお惣菜を買ってきたり、お掃除は家事代行サービスに頼ったり。家事をお休みして子どもと公園で思いっきり遊べると子どもたちもとても喜ぶはずです。そして適度に力を抜くことを自分で許してあげることでストレスが溜まりにくい生活ができると思います。
ちなみにわが家は毎週金曜日にシルバー人材センターの方にお掃除をお願いしています。そうすると土曜日の朝に溜まった掃除をする必要がなく、家族全員で朝からお出かけができるので、とても助かっていますよ。
その3 子育ての悩みを溜め込まない
また、子育ては常に不安がつきものです。意味がないとはわかっていてもついつい子どもをお友達と比較してしまうなど、発育や受験などの悩みも尽きません。
そんな時は自分の気持ちをひとりで抱え込まずに、不安要素を周りと共有してみてはいかがでしょうか。一緒に悩んだり、考えたりしてもらうだけで少し気分が楽になったりしますよね。そして、子育て中は自分の感情もなかなか出せなくなることが多いです。
家族に自分の気持ちを話したり、伝えたりすることが少なくなってしまいますが、子どもも自分がしたことに対してママはどう思ったかということから人の感情を学習していくので、我慢せずに「楽しい」「嬉しい」「悲しい」「怒っている」という気持ちを伝えていきましょう。
いかがでしたでしょうか?東大卒ママの会はインスタのアカウントで子どもと一緒に楽しめる遊びなども紹介しています。もし宜しければ見てみてくださいね!
著者プロフィール
Miki
体を動かすことが大好きな4歳女の子、2歳男の子を育てるフルタイムワーママ。仕事は金融系。みんなラクに楽しく、をキーワードに家事・育児分担を模索中。自然から学べることを子どもたちにどんどん教えたいなと思ってます。
Eri
4歳の女の子、2歳の男の子を育てる専業ママ。以前は金融系に勤めていたが、二人目の出産を契機に退職。遊びの中に少しずつ育脳を取り入れて子育て中。最近のストレス解消法は、公園で子どもたちと鬼ごっこを全力疾走ですることと、子どものぬりえ用に絵を描くことです!