CUBOROの次はコレ!海外で人気の知育ボードゲームとは?
中学生プロ棋士の藤井四段が幼少期に遊んでいたことで話題の知育玩具「CUBORO」が品薄状態だそう…。そこで、次なるCUBOROを探すべく、世界の玩具が集まるギフトショーでも注目を集めた㈱CAST JAPANさんに、フランス、アメリカ、STEM教育発祥のイスラエルの知育玩具事情を先取りでお聞きしました。親子で楽しく遊びながら脳トレしてみませんか?
目次
ボードゲームは玩具か教育か!?
世界15ヵ国の先進校でも採用されている、イスラエル発祥の教育メソッド「Mind Lab(マインドラボ)」という教育プログラムをご存じですか?そこで活用されているのが、ボードゲームなんです。
ボードゲームでは、例えばこんなことが学べます。
・ゲーム中に起きる感情の起伏と向き合うことで感情をコントロールできるようになる
・成功または失敗した際の適切な振る舞いを知る
・持続性と自制心を高める
・先入観にとらわれない創造的な思考ができる
・言語、非言語のコミュニケーションを取れる
今やボードゲームは単なる玩具ではなく、テストで決められた正解を誰よりも早く正確にアウトプットする能力ではなく、正解のない問題に向き合い答えを出していく「考える力」を学ぶ教育ツールなんです。
家でもできる!「マインド・ラボ」実践法とは?
自宅で子どもと一緒にボードゲームを遊ぶ際に、ちょっとしたコツを意識するだけで、話題の「マインド・ラボ」流の考える力を学ぶ体験ができるそう。ポイントは以下の3つ。
その1 ルールを理解したうえで3回ほどプレイしてみる
その2 思考パターンについて学ぶ(いつ、どう使うとよいかの仮説を立てたり、相手の立場に立って考えてみる)
その3 実生活であてはまる状況について話し合う(学校の勉強や友達との遊び、サッカーの試合などで先を読むことを応用する)
フランス産まれの人気NO.1脳トレ「KATAMINO」
先述したマインド・ラボの正式教材としても採用されているフランスのGIGAMIC社。開発コンセプトは「日本の5歳の子がアメリカ・テネシー州の83歳のおばあちゃんにはじめて会ってすぐできるゲーム」。つまり、言葉も年齢も国籍も超えて楽しめるというわけ。
遊び方はさまざまな形のブロックを仕切り棒で区切った枠の中におさめていくというシンプルなもの。仕切り棒の位置が「3」ならブロックは3個入り「4」なら4個…。他にも色遊びや型はめ、積み木など自由に遊べて、12個のブロックだけで500問、36,057パターンの回答数があるそう! 遊ぶうちに自然と空間認識力や算数・数学の論理的思考が育めます。
KATAMINO(カタミノ)
対象年齢:3歳~99歳
5,600円(税別)
車好きな子におすすめ!アメリカ生まれの「RUSHHOUR」
世界中で数々の賞を受賞する教育ツールを開発するThinkFun社は「学ぶことは楽しくあるべき!」がモットー。学校教育の教材としても採用され、世界中の教育者に絶大な支持を得ています。チャレンジ精神を刺激する難易度設定やレベルアップができる「RUSHHOUR」は、子どもから大人まで大人気。
遊び方は“駐車場が大混雑で動けない!”車を脱出させるには他の車をどう移動させればいい?を考え出すというもの。車は前後にしか動かせません。車が大好きな男の子は夢中になって遊びそうですね!
RUSHHOUR(ラッシュアワー)
対象年齢:8歳~(5歳から遊べる「ラッシュアワーJr.」もあり)
3,700円~(税込)
プログラミング脳を鍛えるフランスで人気の「QUORIDOR」
プログラミング的思考とは、論理的な問題解決力に加え、素材を組み合わせて新しい展開を思い描くスキルのこと。フランスGIGAMIC社の「コリドール」は、フェンスを使って相手を防御しながらゴールへ向かうことで戦略的思考回路と実行力を養います。未就学児からあそべる「コリドール キッズ」はお腹を空かせたネズミが誰よりも先にチーズを食べた人が勝ち。フェンスを置くか進むかの単純動作と思いきや、ルールを覚えれば大人が子どもに負けてしまうこともあるそう!
QUORIDOR キッズ(コリドール キッズ)
対象年齢:5~99歳
5,200円(税別)
オシャレな見た目の海外知育玩具は、お誕生日プレゼントにしても喜ばれそうです。夏休みや秋の夜長に親子で一緒に遊んでみてはいかがですか?
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