パンダだけじゃない! 子どもと上野動物園を数倍楽しむ5つのチェックポイント
夏休みといえば、水族館や動物園へのお出かけも増える時期。でも、詳しい知識がないママやパパだとうまく子どもにも説明できず、肝心なことを見逃してしまうことも…。
そこで、今回は上野動物園の教育普及係の中島さんに、知っておくと上野動物園が数倍楽しめるチェックポイントを、レクチャーいただきました。もちろん気になる赤ちゃんパンダの最新情報も。お出かけの参考にしてみてください!
目次
Q1 未就学児におすすめの場所はありますか?
7月にリニューアルしたばかりの「子ども動物園 すてっぷ」エリア内の「すてっぷ館」2階の「はじめてルーム」がおすすめです。
「はじめてルーム」は、3歳までの小さな子どもたちが、大人と一緒に、最初にいきものに出会う場所です。動物の関する絵本や遊具も用意しており、さまざまな遊びを通じて動物を身近に感じることができます。参加には整理券が必要です(0-3才のお子様と保護者限定)。
また、1階の「わくわくベース」では、小動物を観察したり触ったりするプログラムを用意しており、動物の体のつくりや命の大切さを学べます。参加には整理券が必要です。
※プログラムの開催日時について:夏休み期間の7・8月は不定期で開催の予定。詳細は本日のイベントをご覧ください。
※整理券は、子ども動物園 すてっぷ入口のエントランス棟にて発券しています。
同じく1Fの「しのばずラボ」では、園内に広がる不忍池をきっかけに、身近な自然や、生き物の暮らしを季節ごとに学べます。夏の自由研究にもぴったりです!
Q2 パンダの赤ちゃんはいつごろ公開予定ですか?
現在、ジャイアントパンダの赤ちゃんの成長の様子を公式HPにて紹介しています。
写真だけでなく動画も掲載しているのでぜひチェックしてみてください。
上野動物園のジャイアントパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」
ジャイアントパンダの赤ちゃんの公開時期は現在のところ未定です。母子の健康状態を見ながら公開時期を判断します。
パンダを見るときは、竹の食べ方に注目してみてください。硬い竹をどのように食べているか、竹の持ち方、食べるときの顔の筋肉など観察するといろんな発見があります。
パンダは寝ているときも呼吸をすると動くところがあります。餌を食べていなくても「観察」をしておもしろい発見をしてみてくださいね。
Q3意外と知られていない上野動物園の見どころが知りたい!
ジャイアントパンダの他にも最近生まれた赤ちゃんがいっぱいいます。オグロプレーリードッグ、ジェフロイクモザル、デマレルーセットオオコウモリ、ワオキツネザル、オリイオオコウモリなど。今しか見られない貴重な赤ちゃんたちです。
ワオキツネザルの赤ちゃん(一番下)。
こちらはプレーリードッグの赤ちゃん。
ジェフロイクモザルの赤ちゃん。
また、今年の4月にメスのキリンが盛岡市動物公園からやってきました。2頭で一緒にいる様子が観察できるようになっています。さらに、ニシゴリラの群れ展示にも力を入れています。群れの中でのゴリラ同士のコミュニケーションをぜひ観察してみてください。
Q4 ママやパパが知っておくとお得なサービスは?
上野動物園散策アプリ(Tokyo Parks navi)というのがあるのをご存じですか? スマートフォンとスマートデバイス用動物園園内散策アプリで動物園内の散策をより楽しく、園内の見どころをより深く知るためのお手伝いをします。
真夏の夜の動物園の期間(2017年8月9日~8月16日)に合わせて、解説もバージョンアップしますので、チェックしてみてください。
また、1台1日300円でベビーカーの貸出を行っています。貸出場所は、東園 パンダ舎前、西園 弁天門前、西園 池之端門脇です。
東京ズーネット「乳幼児をお連れの方」
さらに、お子様が迷子として保護された際に、お付添いの方と連絡を取るためのカードとして迷子札を配布しています。お子様の名前やお付添いの方の連絡先をご記入ください。
東京ズーネット「乳幼児をお連れの方」
Q5 今人気のお土産を教えて!
最後に、今上野動物園に行ったら買うべき、食べるべき、なお土産もお聞きしました。
やはり上野動物園に来たらパンダは欠かせません!竹皮パンダ弁当 580円(税込)
「動かない鳥」として話題のハシビロコウのぬいぐるみ(M)2,700円(税込)
小さいお子さんに大人気のハンドパペットパンダ 2,160円
いかがでしたか? 「上野動物園散策アプリ」はかなり役立ちそうですね!室内にある「子ども動物園 すてっぷ」はまさに夏にぴったり。上手に利用して暑さをしのぎながら楽しんでくださいね。
写真はすべて(公財)東京動物園協会