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4歳児から楽しめる! 子どもと国立科学博物館をまわる5つのポイント

4歳児から楽しめる! 子どもと国立科学博物館をまわる5つのポイント

写真提供:国立科学博物館

最近では、特別展「深海2017」(2017年10月1日まで)が話題となった上野の国立科学博物館。恐竜や宇宙、生き物など、さまざまな分野の科学をテーマ別で展示する、人気のスポットです。でもどこか、男の子やパパ向けというイメージがありませんか?

そこで今回は、広報の園山さんに、未就学児やママも一緒に楽しめるポイントを教えていただきました。

博物館は全部見なくてもOKなんです!

広い館内を一度で隅々まで見てまわるのは大人でも至難の業。そこでまず、博物館に行く際には、「博物館は学びたいことを学べる場所と割り切って、全部見ようと思わないこと」が、子どもが疲れないポイントです。

事前に「恐竜の骨が見たい!」「宇宙って何からできているの?」といった学びたいテーマを見つけて行くのもいいですし、当日見て興味を持ったものでも構いません。お子さんの興味に合わせて、見たいと思った展示を見に行くのがいいと思います。

全部をまわる必要はありません。ぜひ、お子さんの興味に合わせてご見学ください。

未就学児におすすめその① 遊びを通して巡る「かはくたんけん隊」

かはくたんけん隊写真
写真提供:国立科学博物館

常設展示をさらに親子で楽しみたいなら、博物館を子どもと一緒に探検して巡る「かはくたんけん隊」というプログラムがおすすめ(対象年齢4~6歳、350円)。

「日本館」「地球館」の2種類からワークシートを選び、博物館内にある標本資料を「見つける」、その資料をよく「観察する」、絵や言葉で「表現する」プログラムです。博物館の資料を漠然と眺めていくだけでなく、資料を観察する目を養うことにもつながり、博物館をさらに楽しめるようになると思います

ワークシートは、紙製のたんけん帽やオリジナル鉛筆などが入ったたんけんバッグとセットになっています。これなら未就学児でも学びながら楽しくまわれそうですね。

※「かはくたんけん隊」(有料プログラム)は、日本館地下1階にある専用の販売スペースでご購入ください。

未就学児におすすめその② 「親と子のたんけんひろば コンパス」

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写真提供:国立科学博物館

4~6歳の子を対象とした「親と子のたんけんひろば コンパス」は、親子で楽しみながら学べる展示エリア。

ライオンの肉球が見られたり、ティラノサウルスの親子と記念撮影したり、フタコブラクダのおなかの下をくぐってみたり、ゴリラのお尻を見上げてみたり…親子で驚きや発見を共感できるしかけがいっぱいです。

また、エリア内は明るく、すべり台やつり橋などがあり、とても楽しい雰囲気です。

ここでは、「遊び」の中から生まれる親子のコミュニケーションを促し、感じる力、考える力を養うことを目的としています

親子で発見したことや疑問に思ったことを伝えあうことや、一緒に観察や工作に取り組むことで、お子さんが自身の興味の幅を広げるとともに、親御さんがお子さんの世界を広げる“サポート役”となることで、博物館をさらに楽しむことができるようになります。

※このエリアへの入室には常設展示入館料のほかに整理券が必要になります。詳しくは、館のHPでご確認を。

小学生におすすめ!「かはくのモノ語りワゴン」とは?

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写真提供:国立科学博物館

博物館に展示してある標本には、ただ見ているだけでは気づかないことがたくさん。そんなヒミツを博物館のボランティアが、実際に触れる実物標本や模型で紹介してくれる「かはくのモノ語りワゴン」(開館時毎日開催)が子供に人気。話の時間はわずか5分で小さなお子様でも気軽に参加できます。

プログラムや実施時間など詳細はHPで確認を。

意外と知られていない、夜間開館も!

8月、9月の金曜日・土曜日は夜21時まで(特別展は20時まで)、10月以降は金・土曜日は20時まで開館しています。夕方以降は比較的ゆっくり展示を見ることができるのでおすすめです。

現在開催中の企画展は、マリモがどこから来たのか、なぜまるいのかといった謎に迫る「マリモ発見120年 マリモの謎 -どこからきたのか? なぜまるいのか?-」(10月9日まで)など子どもも楽しめる展示がいっぱいです。

※「親と子のたんけんひろば コンパス」は金・土曜日も他の日と同様15時が最終回です。

いかがでしたか?学校や家ではなかなか答えられない子どもの「なぜ?」にも、ここなら存分に答えが見つかりそうですね。秋のおでかけにいかがですか?

著者プロフィール

ライター・エディター。出版社にて女性誌の編集を経て、現在はフリーランスで女性誌やライフスタイル誌、ママ向けのweb媒体などで執筆やディレクションを手がけている。1児の母。2015年に保育士資格取得。

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