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宇宙の世界に近づくスペシャルツアー「宇宙飛行士体験スクール」に参加してきました!

宇宙の世界に近づくスペシャルツアー「宇宙飛行士体験スクール」に参加してきました!

去る6月25日(日)に開催された、伸芽’S クラブ 学童会員限定のスペシャルツアー「宇宙飛行士体験スクール」。今回のツアーは、「つくばエキスポセンター」と「筑波宇宙センター(JAXA)」を舞台に、リアルな宇宙体験が楽しめる盛りだくさんな内容。池袋校、飯田橋校、市ヶ谷校、田町校、大崎校、自由が丘校、目黒校、府中校、阿佐ヶ谷校、千葉校、藤沢校、などの11校舎から、好奇心いっぱいのシンガーズ42名が参加しました。新しい発見と学びに満ちたエキサイティングな当日の様子を、ライター庄司が小学2年の息子とともにレポートします!

まずは「つくばエキスポセンター」が誇る世界最大級のプラネタリウムへ

シンガーズを乗せて東京を出発したバスは、まず茨城県つくば市の「つくばエキスポセンター」に到着。ここは1985年に開催された「国際科学技術博覧会」(つくば万博)を記念し、最新の科学技術に親しむ場として開設された科学館です。まずは世界最大級といわれるプラネタリウムで、太陽系のしくみについて学びます。迫力満点の大スクリーンに、子供たちも興奮がかくせない様子でした。

プラネタリウムを楽しんだ後、シンガーズたちは配られたワークブックを手に2階の展示場へ。最先端の研究を紹介する展示を巡りながら、ワークブックの問題を夢中で解いていきます。

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「宇宙にある研究所の名前は?」「スーパーコンピュータはどんな研究に使われている?」などなど、好奇心を刺激するクイズが満載のワークブックを作成したのは、伸芽’S クラブ学童千葉校で指導に当たる星山先生。

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「子どもたちにとって、今回のツアーは宇宙について学習できる貴重な機会です。だからこそ、楽しみながら学びが深まる仕掛けを用意したいと思いました」

そう話す星山先生は、ツアーのプログラムを考えるため事前に入念な下調べをし、出題から解答まですべて作成したそうです! 子どもたちの学びを最大化するために努力を惜しまない姿勢には感服です。

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昼食のお弁当を食べた後は、宇宙食の試食会が開かれました。

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ずらりと並ぶフリーズドライのたこ焼きやお好み焼き、プリンやショートケーキを興味津々で口にするシンガーズたち。そのお味については「カチカチで硬いけどケーキの味がする!」「毎日こんな食事だったらイヤだなぁ」など、さまざまな感想が飛び出していました(笑)。

いよいよ本日のメインイベント。JAXAでリアルな宇宙を体感しよう!

エキスポセンターを後にして、一行はJAXA筑波宇宙センターへ。入場時は一人ずつ受付を済ませます。みんなしっかり大きな声で自分の名前を言うことができました。もちろん「よろしくお願いします」の挨拶も完璧です。JAXAの係の方からも「みなさん、挨拶が素晴らしいですね!」とお褒めの言葉をいただきましたよ♪

さて、見学ツアーの前に、まずは全員でJAXA筑波宇宙センターの紹介ビデオを鑑賞。JAXAのこれまでの歩みや、宇宙開発における役割を学びます。筑波宇宙センターでは、国際宇宙ステーション(ISS)での有人宇宙開発や運用、ロケットや人工衛星の開発・利用を一体的に行なっているそうです。つまり、日本の宇宙開発の最前線というわけですね。

さあ、いよいよ見学ツアーのスタートです。筑波宇宙センターの敷地は東京ドーム約12個分! バスに乗って厳重なセキュリティに守られた立ち入り制限エリアへ移動します。

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宇宙飛行士養成棟に到着すると、船外活動用の宇宙服がお出迎え! この宇宙服の重さは、なんと120kgもあるそうですよ。内側は14層になっていて、いくつもの管が通っています。宇宙服の中に熱がこもらないように、この管に水を流して温度を調節する仕組みになっているそうです!

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こちらは「宇宙酔い」を研究するための機械。椅子に座ってさまざまな角度に首を傾けたりする実験を行います。宇宙では、半分以上の宇宙飛行士さんが「宇宙酔い」になってしまうそうです。

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こちらは「閉鎖環境適応訓練設備」。国際宇宙ステーションのように閉じられた空間で、どうしたら宇宙飛行士の心や体を健やかに保てるかを研究する設備です。映画『宇宙兄弟』にも登場していましたね。ちなみに、この設備は実際の宇宙飛行士選抜にも使われているそうです! 2008年には、応募者963名のうち最終選考で選ばれた10名がここでテストを受けたそうですが、合格したのはわずか3名。宇宙飛行士になるのはやはり簡単ではありません。

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(C)JAXA

つづいては、本日のメインイベント! 国際宇宙ステーション「きぼう」の運用管制室の見学です! 管制室の手前にあるスペースで、パネルを見ながら予習をします。

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「きぼう」は、アメリカやロシアなど15カ国が参加する国際宇宙ステーションの一部を担う、日本実験棟のこと。宇宙飛行士が長期間滞在し、さまざまな研究開発をすることができる日本初の有人施設です。この管制室では、地上から365日24時間体制でモニターしながら「きぼう」を運用管理しています。まさに、ライブで宇宙とつながっているスゴい場所なのですが、残念ながら写真撮影は禁止……。

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(C)JAXA

運用管制は「フライトディレクター」と呼ばれるリーダーの指揮下で行われています。

正面3つのモニターには、「きぼう」から送られてくる地球の映像や、アメリカ・ヒューストンのジョンソン宇宙センター(NASA)とのライブ映像などが映し出されています。宇宙では、日本時間(JST)ではなく標準時(UT)が使われているそうです。もちろん使用する言語は英語。つまり、将来宇宙に携わる仕事をするためには、英語力がマストというわけですね!

管制室の見学は、お仕事の邪魔にならないよう10分ほどで終了。シンガーズたちは、建物の中で思い思いに記念撮影を楽しみました。

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最後は、JAXAの展示館「スペースドーム」でワークブックのつづきです! ドーム内には、100万分の1スケールで地球を再現した模型や、人工衛星のコーナー、「きぼう」の実物大モデルなどさまざまな展示が並んでいました。

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みんな真剣な表情で、最後まで問題を解いていました。

ここで今回のスペシャルツアーは終了です。リアルに宇宙とつながる場所で、どっぷりと最新の科学に触れられた今回の企画。シンガーズにとっては、宇宙を身近に感じられた貴重な1日となりました!

今回、シンガーズの一員として参加させてもらった我が息子も大満足。「将来はJAXAで宇宙ロボットを開発したい」と、えらく将来の夢へのモチベーションが上がっておりました。また、クイズ形式のワークブックをみんなと協力して解いたことも思い出に残ったようです。子どもたちの知的好奇心を大いに刺激するスペシャルツアー。みなさんもぜひ、参加してみてはいかがでしょうか?

気になった方はHPをチェックしてみてください!

伸芽‘Sクラブ学童

https://www.shinga-s-club.jp/afterschool/

著者プロフィール

ライター/親子留学アドバイザー。インタビューを中心に雑誌、Web、書籍等で活躍後、フィリピン・セブ島へ移住。2012〜2015年まで3年間、親子留学を経験。現在はライター業の傍ら、早期英語教育プログラムの開発・研究にも携わる。明治大学サービス創新研究所・客員研究員。

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