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1年生が1学期に備わっているべき7つの力~民間学童のプロがアドバイス!~

1年生が1学期に備わっているべき7つの力~民間学童のプロがアドバイス!~

新型コロナウィルスによる休校で、4月に新学期をスタートできなかった2020年。特に新一年生を持つ親御さんは不安でいっぱいなのではないでしょうか。

そこで、伸芽会が運営する民間学童「しんが~ずクラブ学童」月島校室長の安川先生に、本来1年生の1学期で備わるべき力についてお話を伺いました。自宅での過ごし方や学童選びのヒントにもしてみてください!

1年生が1学期で備えるべき7つの力とは

「1年生の1学期は、とにかく学習習慣と生活習慣を徹底して身につけることが大切です」と安川先生。しんが~ずクラブ学童でも実践している、学習面、生活面の7つのポイントを伺いました。

その1 集中して45分間座っていられる

特に保育園出身のお子さんなどは、じっと椅子に座って話を聞くことに慣れていませんから、まずはそこからです。

学童に来られる1年生も、4月は1分も座っていられないお子さんもいますが、「このワーク1Pだけがんばろう」「時計の長い針が5のところまで頑張ろう」などと具体的にアドバイスして、できたら褒めてその子のペースで集中力をつけていったところ、5月の末には45分間集中して取り組めるようになっています。

その2 ひらがなが正しい書き順で書ける

「4~5月の国語=ひらがな」と言っても過言でもありません。何度も何度も同じ文字を書かせるため、お子さんはちょっと面倒に思うかもしれませんが、書き順や癖は後から直すのはかなり大変なので、この時期に丁寧に書くこと、書き順が合っているかを親御さんはしっかりと確認してあげてください。

また、学校のプリントなどで多用する「縦書きでの名前」も練習しておきましょう。手紙交換などで書くことが好きな女の子に比べて、男の子は文字を書くのが苦手な子が多いので、そんなときは体を使って書き順を練習するなど、遊びながら覚えていくといいかもしれません。

その3 声に出してすらすらと文章を読む

足し算などの計算は、みなさん意欲的に取り組めるのですが、本を読むことが苦手なお子さんがいます。読解力は国語だけではなく、算数の文章題を解くのにもとても大切な力となります。学校で教科書の音読が宿題で出されるのは、このためです。

家庭でも、教科書を使いながら、はっきり、すらすら、意味を理解しながら読めるように練習しておきましょう。

その4 時間を見て行動できる

1年生の1学期の時期は、まだ時間の感覚がありませんから、これは体で覚えていくしかありません。しんが~ずクラブ学童では、学校の時間割のように、入室したら自由遊び、おやつ、学習タイムが決まった時間で毎日行われています。

最初は「もっと遊びたい~」「勉強やだー」と言っていたお子さんも、「これが終わったら次はおやつタイムだ」などと感覚で覚えていくことで、時間を見て行動できるようになってきます。家庭学習の際も、時間割制度を導入するのもおすすめです。

その5 持ち物の管理が自分でできる

文房具、教科書、ランドセル、帽子……小学生になると自分で持ち物を管理できるようにならなければいけません。

1時間目が終わったら使った教科書ノートをしまって、次の時間の準備をする、鉛筆や消しゴムを使ったら筆箱にしまう。帰ってきたらランドセルや帽子を決まった場所に戻す。

当たり前のことですが、今年の1年生にはまだ慣れていないことだと思いますから、自宅でも自分で管理できる練習をしておきましょう。

その6 時間割を見て次の日の用意が自分でできる

お母さんに頼らずに連絡帳を見て自分で次の日の用意をするのも最初は慣れないもの。心配な気持ちはわかりますが、忘れ物も自己責任くらいの気持ちで、お子さんにまかせましょう。

鉛筆削りも親御さんがしてしまうと「ママがやってない!」と人のせいにしてしまうので自分でやる習慣をつけていきましょう。

その7 挨拶がきちんとできる

朝や帰りの挨拶はもちろん、規律、礼、着席といった授業ごとの挨拶は小学校ならでは。気持ちを切り替える意味でもとても大切です。

学校がないと挨拶する機会が失われていますから、しんが~ずクラブ学童でも、今年の1年生は挨拶ができていない(慣れていない)お子さんが目につきます。家庭でも、家族や友達に会ったら大きな声で挨拶をする練習をしておくといいですね。

失われた3ヵ月を夏休みで取り戻そう!

6月から本格的に学童も学校もスタートしつつある今、大事なのはリズムに乗せること。学校がない日も規則正しく生活することが何よりも大事です。夏休みに入っても継続するように心がけましょう。

また、学習面に関しては、オンラインやタブレットを使った学習を取り入れている学校もあると思います。低学年のお子さんは集中力も続きませんし、まして一人だとつまらなくなってしまいます。

しんが~ずクラブ学童では、タブレッド学習の際は、できた分をシールで貼って、誰がどこまでできているかを可視化させていくなどの工夫をしています。

さらに、時間がある夏休みは、漢字でも計算でもいいので、何か一つでも予習した科目があると、2学期の学習でより自信につながるはずです。ご家庭でもそうした工夫をしながら、失われた3ヵ月を取り戻していきましょう。

中学受験を目指すなら、低学年時の情操教育も必須

中には1年生から中学受験を目指すべく学習塾に通うお子さんもいらっしゃいます。ですが、どれだけ先取教育をしても、「やりきる気持ち」「頑張れる力」「自信」「友達と協力できる力」などが身についていないと、高学年でパンクしてしまうものです。それらは、低学年でしか養えない“情操教育”(非認知能力)と呼ばれるものです。

しんが~ずクラブ学童では、サマーキャンプ、冬のスキー教室、各校舎対抗の合唱コンクールやドッヂボール大会など、情操教育を身につけるプログラムが充実しているのはそのためです。

学習習慣と情操教育がきっちりと低学年のうちに身についている子は、高学年でもぐんぐん伸びていきます。これから来る夏休みは、学習面ばかりに気を取られてしまいがちだと思いますが、体験を通して養われる情操教育にもぜひ目を向けてあげてください。

しんが~ずクラブ学童を利用する1年生の保護者のリアルな声!

最後に、実際にしんが~ずクラブ学童を利用する1年生の保護者の声を集めてみました。

「家庭ではいくら言っても全然勉強しないのですが、しんが~ずクラブ学童では、お友達もやるという環境と先生方がしっかりとみてくださるお陰で、宿題をきっちりとやってくれるので助かっています」(1年生男の子のママ)

「コロナの影響で4月から在宅ワークですが、やはり1年生がいると仕事にならなず……。さらに学習面まで見るのは本当に大変で、余裕がなく焦っていたので、6月からしんが~ずクラブ学童に通えて本当に助かっています。本人もいろんな学校のお友達ができて楽しいと言っています」(1年生女の子のママ)

学習習慣と情操教育を家庭だけで身につけるのは大変です。特にワーキングマザーにとっては休校中でも利用できる民間学童があると心強いもの。気になった方は、お近くのしんが~ずクラブ学童へお問い合わせください!

https://www.shinga-s-club.jp/afterschool/

著者プロフィール

SHINGA FARM(シンガファーム)編集部が執筆、株式会社 伸芽会による完全監修記事です。 SHINGA FARMを運営する伸芽会は、創立半世紀を超える幼児教育のパイオニア。詰め込みやマニュアルが通用しない幼児教育の世界で、毎年名門小学校へ多数の合格者を送り出しています。このSHINGA FARMでは育児や教育にお悩みのご家庭を応援するべく、子育てから受験まで様々なお役立ち情報を発信しています。
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